街に、ルネッサンス UR都市機構

環境配慮方針

1.環境にやさしいまちや住まいをつくります

❹ まちや住まいの安全・安心と快適性を確保します

健康や衛生にかかわる住まいの安全・安心や快適性を確保するとともに、まちについても、災害時の安全性を高め、地域の歴史や周辺地区との調和に配慮した美しく快適なまちづくりを進め、住むことに誇りが持てるような質の高い都市環境の形成をめざします。

地域と連携した防災機能の向上

∇密集市街地の改善

防災上課題の残る密集市街地において、老朽住宅の建替えや公共施設の整備を促進し、住環境の改善と合わせて、防災機能を向上しています。

京島三丁目地区(東京都墨田区)では、老朽化した木造住宅や長屋が密集していましたが、防災街区整備事業の施工により、建物の不燃化とインフラ整備に取り組みました。

∇防災拠点の確保

行政等と連携し、発災時の拠点となる防災公園や施設の整備を行っています。

コモレ四谷(東京都新宿区)では、地域の広場とその周辺に、災害時に利用できるマンホールトイレ、かまどマンホール、防災井戸の設置等により、防災性能を高め、防災活動拠点としています。

∇非常時の電力確保(BCP対策)

自然災害による停電に備え、非常時に使える電力の確保を行っています。

岩倉公園(大阪府茨木市)では、隣接する大学等と非常用電源設備による電力の融通が行われるよう計画しました。公園内に非常用トイレや防災倉庫を設置することで、発災時の拠点として活用できます。

自然災害・水害対策に配慮したグリーンインフラ活用

自然災害や水害対策として、避難場所としてのオープンスペース整備や、防災緑地を活用した雨水涵養に取り組んでいます。

豊間・薄磯地区(福島県いわき市)では、防災緑地として、地域の方と共に育てた2,600本の苗木を植樹しました。景観、環境再生・形成機能を持ちながら、暮らしの安全も確保しています。

雨水の利活用・流出抑制

保水性舗装や雨庭(レインガーデン)の活用により、降った雨水を地中に分散・浸透させることで、地域外への流出を抑制しています。

さいたま新都心公園(埼玉県さいたま市)では、透水性と浸透性を併せ持つ芝生広場を整備することで、豪雨時に雨水による影響軽減と、ヒートアイランド現象の緩和につなげています。

建築物等の耐震・安全性の向上

新耐震基準の建築物だけでなく、昭和56年6月1日以前に建設した旧耐震基準の建築物について、耐震性を確保し、安全性の向上に努めています。

高島平団地(東京都板橋区)では、補強効果や居住性、外観等を総合的に検討し、耐震改修工事を行いました。

美しい景観の形成

樹木の配置や緑量などを工夫した街路や歩行者専用道路、四季折々の豊かな彩りを感じられる植栽などを通じて、美しいまちの景観を演出しています。

花畑団地(東京都足立区)では、地域の環境、まちなみ、生活を結ぶとともに、地区周辺の公園・緑地と活動の場となる集会所や広場をつなぐ緑の回廊により、地域の自然・四季を感じさせる緑豊かな空間を形成しています。

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