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長い工事期間中の都市景観に影響を与えている仮囲いに着目し、景観形成要素のひとつとして捉え、「曳舟駅前地区」において仮囲いアートプロジェクトとしてモデル的に取組みました。デザインは、「工事中景」と題し、新宿駅南口前にある誇線橋工事の仮囲い「新宿ID」など工事現場における地域の方々とのコミニュケーションを図る計画をいくつも手がけているステュディオ ハン デザインの韓亜由美氏が行いました。設置後、仮囲いに囲まれた殺風景な通りの雰囲気は一新し、立ち止まって仮囲いを眺める人の姿も見受けられます。
韓氏は、曳舟界隈に息づく戦災にも焼け残った旧き良き下町の生活風景が生きている場所性を踏まえ、「ひきふね画」と題して、敷地周辺の日常の光景の中から「今」ある曳舟の魅力、個性を再発見してもらい、これからやってくる未来を透かし見てもらうことを意図し、地域の方々とのインターフェイスとなるような仮囲いのデザインを試みている。インパクトある詩的な言葉と写真で構成されたグラフィックや夜間の雰囲気あるライティングに対する地元からの共感の声も届いています。
工事現場周辺では、夜間人気が少なくなることから防犯にも配慮し、照明計画を行っています。照明は、10mピッチで緑から赤に変化する9色のグラデーションによるライトアップを行い、新しい街への期待感と温かさを演出しています。