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過去の入賞作品をご覧になれます。

全国団地景観サミット2010 UR賃貸住宅「団地景観フォト&スケッチコンテスト」審査結果
フォト大賞 スケッチ大賞

ふるさと

佐藤 勝紀さん
平城第二(奈良県)

盆踊りの輪が広がる大きな惑星群から少し離れた暗闇にぽっかりと浮かんだ小宇宙の明かり。詩的な風情を感じさせる濃密な空間は毎年ここに現れる。いつもの顔ぶれがいるいつもの場所なのに、いつもとちがうように感じる。お祭りの本質が根付いているこの団地はふるさとの貫禄十分である。

【 審査員からのコメント 】

大西みつぐ氏

カメラのストロボ光に頼らず、小宇宙(縁日)の明かりのみに浮かんだ夏祭りの団地のパースペクティブが美しい。人々が自然に重なり、まさに「ふるさと」がここに生れている。ズームレンズの広角域で撮られたのだろうか、広がりを充分に感じさせ、コミュニティの未来を明るく暗示させてくれる。

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初夏の昼下り

小沢 節子さん
吉川(埼玉県)

母が逝ってから私の寂しさを二三分の所に娘家族が住んでいることがどれだけ癒してくれてるでせう。毎週水曜日はお昼を一緒にとってます。おしゃべりをしながら私の手料理を食べさせる楽しさ又娘が作ったものを食べる幸せ。ベランダで娘が出かけるところにぶつかる偶然にもままありました。行ってらっしゃい。理想的な生活環境。

【 審査員からのコメント 】

なかだえり氏

悲しいこともあったかもしれないが、それを家族や団地内の人とともにのり越えた明るく幸せな生活が絵からも文からも感じられる。3代に渡る長い時間を包み込んできた団地。高齢化社会の中で、明るい一筋の光のような絵だと思う。

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団地景観フォト&スケッチコンテストとは

UR都市機構の賃貸住宅の団地は、日本全国に1700団地以上あります。これらの団地は、それぞれの地域の気候風土に合わせて様々な設計計画により建てられています。建設されてから40年以上経過し緑豊な住環境を醸成した団地や、工場跡地などに建設され新しいまちのイメージを創出している団地など、団地はいろいろな顔を持ちながら「まち」に存在しています。
このような「団地」は、市街地開発による緑の減少や、特徴のない景観が増えていく中で、地域の景観や環境を支える地域の財産として有用なものということをご理解いただき、さらにその価値を共有していきたいと考えております。
身近な地域にある「団地」について、居住されている方も含め市民の方々に「団地」の持っている景観や環境について関心を持っていただき、その価値を再発見していただく機会として「全国団地景観サミット」を位置付けました。
「全国団地景観サミット」のネーミングの意図は、全国の1700以上ある団地のそれぞれがもつ景観について、ご自分がその団地の代表者として景観を撮影していただく想定のもとに、全国から寄せられる多くの美しい団地景観の写真やスケッチ作品を通じて、サミットの参加者として一堂に会することを意味しています。




応募結果

応募者数  484作品
作品応募数 686作品   ( フォトコンテスト 565作品 / スケッチコンテスト 121作品 )
1次審査通過作品数 287作品  ( フォトコンテスト 233作品 / スケッチコンテスト  53作品 )

入選数
[ フォトコンテスト ]

フォト大賞 1作品
団地×コミュニティ部門 ○ 最優秀賞 1作品  ○ 優秀賞 2作品
団地×ランドスケープ部門○ 最優秀賞 1作品  ○ 優秀賞 3作品
[ スケッチコンテスト ]
スケッチ大賞 1作品○ 優秀賞 2作品
[ 特別賞 ]
審査員賞(4点) / キッズ賞(4点) / UR賞(9点) / メッセージ賞(10点) / カレンダー賞(13点) / 入選(9点)


撮影 David Vintiner

藤本 壮介氏 / 建築家

1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年に藤本壮介建築設計事務所を設立。2005年を皮切りに若手建築家の国際的な登竜門であるARAwardを3年連続で受賞し、特に2006年度は最優秀賞を受賞するなど一躍注目を浴びた。また、2008年には同賞の審査委員を務めた。
2008年、JIA日本建築大賞とWorldArchitecturalFestival−個人住宅部門最優秀賞し、Architecture Record 誌 “Design Vanguard”に選出される。2009年にはwallpaper*誌のDesign Awards 2009を受賞。東京大学特任准教授、慶応義塾大学・東京理科大学非常勤講師。

大西 みつぐ氏 / 写真家

1952年東京深川生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。1985年「河口の町」で第22回太陽賞、1993年「遠い夏」ほかにより第18回木村伊兵衛写真賞受賞。
1970年代から東京の下町を拠点として撮影活動を続けるほか、大学や専門学校などで若い世代を指導、また各カメラ雑誌において記事執筆、月例コンテスト審査員を歴任するなど写真愛好家へのアドバイスも積極的に行なっている。日本写真家協会会員。東京綜合写真専門学校、武蔵野美術大学非常勤講師。

なかだ えり氏 / イラストレーター

1974年岩手県生まれ。日本大学生産工学部建築工学科卒、法政大学工学部建築学科修士課程修了。東京・千住にておよそ200年前に建てられたといわれる「蔵」をアトリエとし、フリーランスでイラスト、執筆、建築設計など多分野で活動中。
2008〜2010年春まで読売新聞首都圏版夕刊に毎週連載されていたイラストコラムをまとめ、単行本「東京さんぽるぽ」(集英社)が2010年3月刊行。

池邊 このみ氏 / ランドスケーププランナー

1957年東京都新宿生まれ。(株)ニッセイ基礎研究所上席主任研究員
千葉大学博士課程修了、学術博士。2010年3月まで3カ年、UR都市再生機構、都市デザインチームリーダー(兼務)を務める。千葉県景観審議会副委員長他、港区、板橋区、町田市などで景観審議会委員等。

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