街に、ルネッサンス UR都市機構

屋外での取り組み・アクセス

屋外空間のアクセス施設は、スムーズな移動性を確保する上で重要な要素であり、障壁(バリア)に自力で対処できるか、安全性や快適性が備わっているかによって屋外空間における行動・活動が大きく左右されます。
アクセス施設は、誰もが支障なく利用できる形態で、動線の連続性と安全性を確保するとともに、すべての施設と一体性に配慮して計画、設計することが必要です。

道路及び通路/交差点

武蔵野緑町パークタウン写真 交差点部分を歩道と同様のテクスチャーとし、
ドライバーに注意を促している。
武蔵野緑町パークタウン

道路及び通路

道路及び通路は、住宅地の骨格を形成する重要な要素であり、高齢者や視覚障害者の歩行の他、車いす、ベビーカーなどの利用者を想定することが重要です。主要な出入口、住棟、駐車場、ごみ置場等を結ぶ動線の連続性と安全性を確保する必要があります。

交差点

交差点付近は、死角を排除し、見通しをよくするとともに、識別しやすい色による塗り分けや、テクスチャーによる区別を行います。車道と歩道の接点部分が傾斜している場合は、車いすの車輪が取られて車道に飛び出す危険があるため、車道の手前を平坦にするなどの配慮が必要です。

階段及びスロープ

コンフォール松原写真 足元を安全に照らし、
識別しやすい住棟アプローチ。
コンフォール松原

階段は、高齢者や車いす、妊産婦等にとって大きな負担になるとともに、転落やつまずきなどの事故の危険性が高いため、利用者の安全確保と負担の軽減に配慮する必要があります。
また、誰もが利用できる通路に、段差または階段を設ける必要がある場合には、スロープを併設します。

出入口

武蔵野緑町パークタウン写真 舗装や植栽が連続し、周辺と
一体的に整備されたスロープ。
プロムナード仲町台

住棟の出入口は、動線計画との整合や視界の確保に考慮し、滑りにくい平坦な仕上げとし、誰もが利用できる通路に接続させます。
敷地条件によって、通路との間に段差や階段が生じたり、車いす等の利用が困難な場合には、スロープを設置し出入口の位置がわかる案内板を設けて誘導するなどの対応が必要です。

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