ライフスタイル - 04田舎農体験

里山の自然にふれる

初心者でも安心サポート付き体験農園

青空が広がり、太陽の光が優しく降りそそぐ日曜の朝。広々とした農地の一角で、農家の方が説明する鍬の使い方に熱心に耳を傾ける人たちの姿がありました。農事組合法人つくばブルーベリーゆうファームが主催する「つくば田舎農体験」の参加者の皆さんです。田舎農体験は、遊休農地などを借り受ける市民農園とは異なり、指導・サポートを受けながら生産者である農家の方と一緒に実際の農地で農作業を行います。2008年度から始まり今年で2年目。こうしたサポート付きの農業体験農園は全国初の試みだそうです。今年度は30代・40代を中心に、20代や団塊世代の方など38組が参加。中には昨年に続き、2年目の参加という方もいます。参加者の多くは、農地の近所やつくば市の研究学園都市中心部在住ですが、東京都内から参加している方も少なくありません。3月下旬から翌年1月までの約1年にわたり、作付けから収穫まで野菜作りを一から体験します。ファームアドバイザーと呼ばれる近隣農家の方が、農機具の使い方からベッド(畝)の作り方、マルチ(根を守るために土の表面を覆うこと)の張り方、病害虫・雑草の駆除法、野菜の栽培・管理方法などを、実際の作業を通して丁寧に指導してくださるので農業初心者でも安心です。

安心・安全な野菜を自分の手で育てる

取材に伺ったのは、土・日曜の午前中に開かれる野菜作り講習会の初回。まず鍬の使い方に始まり、この日に作付けするジャガイモとネギの畝作り・作付け方法についてファームアドバイザーから習います。講習の後はいよいよ実戦です。参加者は自分の担当エリアに移動し、習ったとおりに野菜作りを開始。慣れない手つきながらもしっかり土を耕し、立派な畝が着々とできていきます。土に混ぜる肥料は、ファームアドバイザーが作ったボカシ肥料(有機肥料を発酵させたもの)。年々、食の安心・安全を求める声が高まっていることへの配慮から、また環境に優しい農業を目指して、田舎農体験では主に有機肥料を使い、できるだけ農薬を使わない野菜作りを行っているそうです。種イモを土中に埋め、深く掘り下げた畝にネギの苗を植えて今日の作業は終了です。小鳥がさえずる中、頬に心地よい風を受けながら身体を動かし、土に触れ親しんだ参加者の皆さんは一様に笑顔。今後、ホウレンソウ、トマト、トウモロコシ、落花生、スイカなど、作付け計画に従ってさまざまな野菜を育てていきます。自分で育てた野菜を収穫し味わう日を心待ちにして。

農事組合法人 つくばブルーベリーゆうファーム
つくば田舎農体験・事務所:つくば市百家476
TEL/FAX 029-847-3247

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