ライフスタイル - 02カヌー

カヌー

八潮が本拠地のカヌークラブ

八潮市は利根川水系の一級河川・中川が流れる街。クラブ結成のきっかけは、市内在住の山中義房さんが埼玉県内のカヌー工房で木製カヌーキットを購入し、自宅で試行錯誤で製作する内に、八潮市近辺の同好の士と続々と知り合ったことでした。クラブのメンバーは、現在20名ほどで、ほとんどが八潮をはじめ、つくばエクスプレスの沿線に住んでいます。年齢は35~60歳。メンバーの職業は、神主、住職、大工、医者、農家、金型屋、倉庫業者などさまざまです。毎年、4月の「お花見カヌー」を皮きりに、ゴールデンウィーク、夏、秋と、年数回カヌーキャンプを行なっています。もちろん、家族も参加。キャンプ地は鬼怒川、那珂川、渡良瀬川など。個人で釧路川や四万十川まで遠征する人もいます。みな、全長4メートルを超えるカヌーを車の屋根の上にくくりつけて現地まで出かけます。

カナディアンカヌーの醍醐味は

カヌーは、ほとんどがメンバーの手づくりです。骨組みにストリップ材(木材を細長く切ったもの)100枚をボンドで接着し、強化プラスチックでコーティング、仕上げに防水ニスを塗ります。通常、製作時間は100時間ほどといわれますが、完成までには3カ月から1年をかけています。「車庫と屋根と暇があれば、誰にでもつくれるよ」とメンバーのひとり。ちなみに市販されている木製カヌーのキットは10万円ほどですが、材料の他に道具代も意外にかかるので、クラブの会費で道具を揃えているそう。「(自分でつくったものは)愛着があるから、100万円出すと言われても売らない」とか。

中川やおしフラワーパーク「中川ポートフェスタ」

クラブでは、中川やしおフラワーパークで毎年開催される「中川ボートフェスタ」にもカヌー体験で参加しています。会場にカヌーを運び、希望者を募り、実際に乗ってもらいます。カヌーの楽しさは、やはり体験しないとわかりません。「雲に乗っているような浮遊感が味わえます。これが気持ちいいんですよ」「水面が目の高さにくるので、まるで水鳥になったような気分になれます」メンバーたちはカヌーの魅力をこのように語ってくれました。そして、カヌーだけでなく川や湖などの自然、地球環境についても考えるようになったといいます。
「やっぱり、きれいな地球であってほしい」「自分たちの住んでいるところは自分たちできれいにしなくちゃ」と、メンバーたち。ボートフェスタの当日も、湖面の清掃を手がけました。
ちなみに、クラブの名称の「TideWood」は漢字を当てると、「潮(タイド)」+「木(ウッド)」。本拠地である八潮の「潮」とカヌーの素材「木」を表しているそうです。

Tide Wood(タイウッド)カヌークラブ
http://groups.yahoo.co.jp/group/tidewood/

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