機材及び工法の品質判定基準
一般事項
- 機材及び工法の品質判定基準は、都市再生機構保全工事共通仕様書(令和5年版)(以下「保共仕」という。)に規定する「機材及び工法の品質判定基準」を掲載したものである。
- 機材及び工法の品質判定基準は、保共仕を適用する工事に適用する。
- 機材及び工法の品質判定基準は、機材に関する最低限の基準を示したものであり、実際の使用にあたっては、PL法等関連法規を遵守するとともに、通常の使用において、安全性、耐久性及び機能性等に支障のないものを使用すること。
- 機材ごとの基準の構成は、以下を標準としている。
イ 適用範囲
ロ 要求性能
ハ その他 - 各工法については、一定水準以上の品質確保を図る目的から、標準納まり図を示す。
- 品質判定基準において、試験方法等の改定がない場合(単位の読み替え含む。)は、令和5年版の適用日以前に取得した試験成績書を有効とする。
品質確認方法
各工事の際に、保共仕で定める「機材及び工法の品質判定基準」に適用する機材を取扱う場合の確認方法は、以下による。
試験成績書による確認方法
第三者機関の試験所による試験成績書、メーカー等仕様書、工事実績等を確認する。
また、必要に応じて試験施工を行い、施工性等の有用性を確認する。
本基準の適用対象機材等
機材編
- 速硬軽量モルタル
- 厚付けモルタル
- 錆止め兼用ウレタン樹脂ペイント塗り(UE)
- フレックスエマルションペイント(FEP-I/FEP-II)
- リフレッシュペイント(RP)
工法編
- 屋根外断熱露出防水(外断熱露出アスファルト防水工法)
- 屋根外断熱露出防水(外断熱加硫ゴム系ルーフィングシート防水工法)
- 脱気絶縁複合防水(歩行用ウレタンゴム系塗膜防水工法)
- 脱気絶縁複合防水(歩行用ポリマーセメント系塗膜防水工法)
- 脱気絶縁複合防水(軽歩行用・非歩行用加硫ゴム系ルーフィングシート防水工法)
- 脱気絶縁複合防水(非歩行用改質アスファルトルーフィングシート防水工法)
- バルコニー等床防水(ウレタンゴム系塗膜防水工法)
- バルコニー等床防水(ポリマーセメント系塗膜防水工法)
- 階段室床防水(超速硬化ウレタン吹付工法)
- 勾配屋根改修(既存シングル改修工法)
- 浴室防水改修(FRPシート防水(紫外線硬化型))
- 浴室防水改修(FRP塗膜防水(2液硬化型ポリエステル樹脂ノンスチレン型))
- 浴室防水改修(硬質ウレタン塗膜防水)
- 外壁複合補修工法
- 浴室ユニット・パネル修繕
- 浴室ユニット・防水パン修繕
- バルコニー手すりパネルの取替え
- 階段室補助手すり設置