街に、ルネッサンス UR都市機構

ルネッサンス計画について

ルネッサンス計画の目的

UR賃貸住宅の団地再生では、建替えという手法のみならず、持続可能なまちづくりという観点から、既存住宅の活用が求められています。UR都市機構は、既存住棟を有効に活用するための実験的な試みをルネッサンス計画として位置づけ、ハード、ソフト両面での再生手法に取り組んでいます。

ルネッサンス計画の構成

ルネッサンス計画1「住棟単位での改修技術の開発」は、階段室型住棟のバリアフリー化や、現代の生活にふさわしい内装・設備への改修、景観にも配慮したファサードの形成等に関する改修技術の開発を、解体予定の住棟を活用した実証試験として実施しました。
ルネッサンス計画2「住棟ルネッサンス事業」は、ルネッサンス計画1の技術的成果を踏まえ、民間の創意工夫を活かした新たな活用・改修方法を社会実験的に事業化しているものです。
このように、ルネッサンス計画1は改修技術開発というハード面での再生手法を、ルネッサンス計画2は住棟の新たな活用方法というソフト面での再生手法を検討しているものであり、この両面での実証的検討によって、既存住棟の再生手法を確立することを目指しています。

ルネッサンス計画1(ひばりが丘団地)

ルネッサンス計画2「住棟ルネッサンス事業」について

事業目的

ルネッサンス計画2「住棟ルネッサンス事業」は、団地再生事業の新たなメニューとして、民間事業者の創意工夫を活かし、UR賃貸住宅とは異なる多様な住宅や子育て・高齢者施設等として再生・活用することで団地や周辺地域の魅力向上を図ることを目的とした事業です。

■住棟ルネッサンス事業のイメージ

住棟ルネッサンス事業のイメージ

  • 団地再生事業によって従前にお住まいの方々が移転したあとの住棟について、住棟単位で民間事業者に賃貸または譲渡し、民間事業者がこれを改修し、新たな活用を図る事業です。

進捗状況

UR都市機構では、平成21年8月より事業者選定手続きを開始し、平成22年3月31日に多摩平の森において事業を実施する民間事業者3者を決定しました。その後、民間事業者による実施設計・工事等が行われ、平成23年3月以降、順次竣工し、新たな活用を開始します。


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