ひばりが丘団地 団地再生事業 デベロッパー×URによるエリアマネジメントの推進

デベロッパー4社とUR都市機構は、ひばりが丘団地再生事業の一環で、相互に連携しひばりが丘団地地域のエリアマネジメントに取組む組織「一般社団法人まちにわ ひばりが丘」を設立。
2015年11月に、活動拠点「ひばりテラス118」がオープンし、団地再生において、UR都市機構と民間事業者が連携して住民と共に取り組む初のエリアマネジメントがスタートしました。

エリアマネジメント実施の背景・経緯

 ひばりが丘団地は、東京都西東京市と東久留米市の両市にまたがり位置する、昭和34年に入居が開始された住宅戸数2714戸の大規模団地です。建設から40 年以上が経過し、建物の老朽化、生活スタイルの変化、居住者ニーズの多様化等を背景に、平成11 年3月に建替事業に着手し、自治体や団地にお住まいの方々との勉強会や協議を行いながら、UR賃貸住宅の建替えを順次進めてきました。
 一方、建替えによって生み出された敷地には、従来からあった保育園、児童館等の公共施設や商業施設の建替え・再配置の他、民間事業者による高齢者福祉施設、分譲住宅等が建設され、多様な世代が安心して活き活きと住み続けられるまちづくりが進められています。

昭和30年代後半撮影

平成27年9月撮影

ーまちづくりコンセプトー

ひばりが丘 ~緑と暮らすつながりのまち~

① 団地に継承されている資源を活かした 環境にやさしいまちづくり
② 多様な世代 が安心して、活き活きと住み続けられるまちづくり
③ 団地及び周辺地域の活性化、価値向上のための エリアマネジメントの実施

 「緑と暮らすつながりの街」のʻつながりʼには、ひばりが丘団地地域全体を豊かな緑でつなぐこと、人と人とのつながりを育むことの2つの意味が込められており、元あった一体のコミュニティを継承していきたい想いが込められています。

建設当時から受け継がれてきたもの・・・

けやき並木

夏祭り

 その想いを実現するため、UR都市機構では建替えによって生み出されたまとまった敷地において、開発からエリアマネジメントまで継続的にまちづくりに関与する事業パートナーを募集し、民間事業者と共同でまちづくりを行ってきました。(事業パートナー方式によるまちづくり)

 エリアマネジメントとは、地域における良好な環境や地域の価値を向上させるための、住民・地権者・事業主が主体となった取り組みのことです。
 UR都市機構及び事業パートナーから構成される団地再生協議会の中で、エリアマネジメントの実施に係る基本的な枠組みについて、以下のとおり取り決めました。

・最初に募集した街区※を取得した事業者がエリアマネジメントを実施する組織を設立する。
 ※A・D1・D2街区
・その後、決定した街区※の事業者は、同組織に参加する。
・各開発事業者は、同組織へ一定の負担金を拠出する。
・入居者は、月額300 円のエリアマネジメント会費を負担する。
・UR都市機構は既存のテラスハウス(118 号棟)を運営拠点として提供※する。
 ※スケルトン賃貸

 上記に基づき、2014 年6月に、エリアマネジメント組織である「一般社団法人まちにわ ひばりが丘」を設立し、2015年11月に、活動拠点となる「ひばりテラス 118」が完成しました。

まちにわ ひばりが丘の組織・体制(平成28年3月末時点)

 開発事業者の社員が理事、UR都市機構の職員が監事として就任し、活動基盤を構築し、H32年度を目途に住民主体の運営体制へ移行する計画としています。

一般社団法人まちにわ ひばりが丘の組織・体制(平成28年3月末時点)

ひばりテラス118の概要

 大小6つのコミュニティスペース、仕事や趣味等個人で使用できるパーソナルスペース、飲食ができるカフェ、共同菜園、芝生広場、カーシェアなどを備えています。

エリアマネジメントの概要

本地域のエリアマネジメントは、以下のような特徴があります。
 ① 賃貸、分譲の多様な住宅が混在する住宅地での取組である点。
 ② 地域活動のみならず、カフェ等の収益事業も実施する点。
 ③ 会費の他、種々の事業収入により活動資金を確保し、継続的な活動を推進する点。
 ④ 開発事業者の社員が理事、URの職員が監事として就任するエリアマネジメントの組織形態。
 ⑤ コミュニティ支援会社等のスタッフがコーディネーターとして現地に常駐する点。

「まちにわ ひばりが丘」は、ひばりが丘団地地域の価値の向上を目指し、3つのミッションを掲げています。

1.子どもからご年配の方まで、安心して生き生きと愛着を持って住み続けられる街にしていくこと。

2.住民のコミュニティ形成と地域の活性化を推進し、協働で地域の課題解決に取り組む街にしていくこと。

3.「防災・防犯」「緑豊かな環境との共生」「歴史・文化」などについて学びながら、新たなライフスタイルを楽しめる街にしていくこと。

 この3つのミッションを達成するため、事務局が現地に常駐し、住民と共に以下のような活動を展開しています。今後、ひばりが丘の街がより暮らしやすく、魅力的なまちへと発展していくことが期待されます。

1.ひばりテラス118の運営
コミュニティスペース、共同菜園等を運営しています。

2.情報発信
コミュニティ新聞・Webサイト「AERU」を通じて、地域の情報を届けています。

3.イベントの企画・運営
幅広い世代が参加できるさまざまなイベントを開催しています。

green drinks HIBARIGAOKA

コミュニティ新聞「AERU」

ボランティアチーム「まちにわ師」養成講座

年越しそばイベント

※写真:一部、一般社団法人まちにわひばりが丘提供

【活動の詳細はこちら】
まちにわひばりが丘 http://machiniwa-hibari.org/

ウェルフェアサイト http://www.ur-net.go.jp/welfare/community/ibasyo/

<位置図>
<土地利用図>

【関連情報】
団地再生事業概要
 UR賃貸住宅の建替えのほか、3つの異なるタイプの既存住棟の活用、行政や民間事業者と連携した少子高齢化に対応した地域医療福祉拠点の形成、民間のノウハウを活用した事業パートナー方式によるまちづくり、持続的にまちの魅力の維持・向上を図るためのエリアマネジメントの推進等先進的な取組を行っており、UR都市機構のまちづくり・団地再生のノウハウの総力を結集したプロジェクトです。

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[PDF61MB]
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【おすすめコンテンツ】

・UR賃貸住宅(ひばりが丘パークヒルズ)物件情報 >> http://www.ur-net.go.jp/akiya/tokyo/20_6771.html
・コソダテUR >> http://www.ur-net.go.jp/akiya/kosodatewari/20_6771_ksw.html
・美団地 ひばりが丘パークヒルズ(美しい街並みの紹介) >> http://www.ur-net.go.jp/urbandesign/project/vidanchi/hibarigaoka/
・ひばりが丘地区 まちづくりガイドライン >> http://www.ur-net.go.jp/urbandesign/produce/guidelines_pdf/hibarigaoka.pdf
・ルネッサンス計画の概要 >> http://www.ur-net.go.jp/rd/rn1/plan/index.html

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