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研究所特別公開の学生参加イベントは今年で6年目になります。参加者は当日課題をはじめて聞き、短時間で図面として表現するという難しい条件にもかかわらず、毎年素晴らしい提案をいただき、改めて感性の鋭さに感心させられます。
さて、今年度のテーマは「明日の団地を考えるールネッサンス計画への提言―」としました。CO2排出量削減が世界的な課題となっていますが、建築の世界においてもフローからストックへの移り変わりは顕著であり、URとしてもいかにして既存の団地を再生するか、という課題への取り組みの一環としてルネッサンス計画を実施しています。
課題においては、実際にひばりが丘団地においてルネッサンス計画として実証試験を行った住棟を前提として、なるべく制限を設けずに住戸・住棟・屋外(隣地利用も可)について自由な発想で提案を行ってもらいました。
今回は20作品29名の応募があり、作品は今の時代を反映して、いかに生活の中に緑を取り入れるかといったアイデアが目立ちました。すでに屋上緑化、壁面緑化、緑のカーテンといった取り組みはありますが、建物内部に樹木を取り入れたり、住戸内を庭に改造したりといった発想に加え、ルネッサンス計画でも実施している2戸1などに改造技術も活用し魅力的な団地再生への提案が目立ちました。
また、少子高齢化社会への対応として他世代同士の交流をテーマとし、いかにして良好なコミュニティーを育むか、といった課題についての提案も多くあり、住棟改修といったハード面のみならず、そこでの人々の暮らしを豊かにするソフト面での提案もすばらしいものがありました。
それぞれの提案が斬新なものが多く、評価は難しいものとなりましたが、厳正かつ公平な審査を行い、最優秀賞1点、入賞4点、特別賞1点を選びました。入賞されたみなさん、おめでとうございます。また、ご参加いただいた全員の方にみずみずしい発想を見せてくれたことを心より感謝いたします。
URとしても引き続き団地の魅力向上に努めていきますが、是非新たな発想の提案をお待ちしています。
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