京大農場が木津中央地区に移転

2016年06月17日

関西文化学術研究都市木津中央地区（京都府木津川市城山台）に京都大学農学研究科附属農場（木津農場）が開設され、6月17日（金）に同農場で記念式典が行われました。 この農場は、これまで大阪府高槻市にありましたが、敷地内に弥生時代の遺跡が確認され、施設の更新への制約などに支障となっていたため、ＵＲによるコーディネートで移転開設されました。

太陽光発電施設やバイオマス循環利用施設を導入し、省エネによる持続可能な農業生産システム研究や遺伝子組み換え研究などの次世代の農業技術開発をはじめ、けいはんな学研都市の立地企業との共同研究など、農業振興に役立つさまざまな研究が行われます。また、社会貢献としての市民向けの公開講座や農業体験などを通じた地域住民との連携プログラムも予定されています。 なお、移転した農場の跡地では、高槻市施行の史跡公園整備と連携し、ＵＲが防災公園を整備する予定です。