政策目的を達成するために借り入れており、赤字補填のためではありません。
当機構は、約76万戸のUR賃貸住宅の管理運営などを行っていますが、その建設資金等のほぼすべてを借入金などの有利子負債によって賄っています。
この有利子負債は、現在居住されている皆様からの家賃収入などにより、数十年の長期に渡って返済する仕組みとしていますが、家賃収入なども着実に入ってきており、毎年度、有利子負債を削減しているところです。
(有利子負債の残高は、平成22年度末で13兆2,527億円となっており、機構設立時に比べて3兆0,244億円削減しています。)

経営は順調に改善しています。 機構設立時(平成16年)に、国土交通省が任命した資産評価委員会において当機構の資産の時価評価が行われました。その結果、資産超過(資産が負債を上回る状態)であることは確認されましたが、バブル崩壊による地価下落の影響等から、資本金について7,288億円の繰越欠損金(資本が毀損している状態)が生じることが判明し、機構経営にとりまして極めて厳しい状況が明らかになりました。
このため、平成17年度の予算編成過程において、「キャッシュフローの改善」、「バランスシートの改善」及び「組織のリストラ」という3つの柱とした経営改善計画を策定(平成21年3月31日改正)し、強力に経営改善を推進しています。 その結果、設立時点で7,288億円あった繰越欠損金につきましては、平成16年度に566億円、平成17年度に781億円、平成18年度に955億円、平成19年度に741億円、平成20年度に284億円、平成21年度に433億円、平成22年度に445億円の利益が計上できたことから、平成22年度末で3,000億円にまで大幅に削減しています。
平成22年度決算は、こちらをご覧ください。 経営改善計画の進捗状況は、こちらをご覧ください。 
なお、このような経営改善に向けての取り組みが評価され、当機構が債券を発行する際に取得している発行体格付けは、R&I及びJCRでAA(債務履行の確実性は非常に高い)、ムーディーズでAa2(信用力が高く、信用リスクが極めて低い)となっています。 |