街に、ルネッサンス UR都市機構

復興の歩み大賞

復興の歩み大賞

復興の歩み大賞(フォト)

「家族」

福島県いわき市
石森 文夫さん

大きな靴から小さな靴まで、なかよくならんでいる。
仮設住宅のくらしは大変だろうが、これを見ただけで家族の絆が伝わる。
きっと未来も明るいと思う。

《 審査員からのコメント 》千葉 学氏
被災地での仮設住宅脇に干されている家族の靴、このさりげない日常の風景を見事に捉えた心温まる作品である。暖かい陽の光に向けて、丁寧に洗濯バサミで吊るされた靴の風景は、決して快適とは言えない仮設住宅の暮らしの中でも、家族が仲睦まじく、明日への希望を胸に毎日を生きていることを、実に優しく伝えてくれている。

復興の歩み大賞(スケッチ)

「復興の槌音」

岩手県陸前高田市
吉田 征輝さん

私は以前のこの地の景色を知りません。今、この巨大な工事現場がどのように生まれ変わるのか想像がつきません。
この美しい海と、人々が安心して住める豊かな街の素敵な風景が蘇える日が一日も早く見られるよう、心から願っています。

《 審査員からのコメント 》池邊 このみ氏
空中を走るベルトコンベヤーとクレーン、クレーンから運びこまれる土の様子が実にダイナミックに、また、リアルに描かれた秀逸な作品、審査員の満場一致で大賞になりました。色彩や描写のタッチが繊細で、空を貫くベルトコンベヤーが軽い構造物のように見えます。背景には、陸前高田を守る信仰の山、氷上山と一本松、素晴らしい構図です。

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