ゆたかなくらしって? ひと×生活
効率重視派?ゆっくり楽しむ派?今日から実践したい買い物のコツ
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食料品や日用品、家電や家具、衣類など、日々の生活と切り離すことができない買い物。普段はなんとなく済ましてしまいがちですが、実はコツがあるんです。
今回は家事ジャーナリストの山田亮さんに、買い物のコツについてうかがいました。
めりはりを付けて、買い物をしよう!
買い物を効率良く済ます方法はありますか?
「買う物が多く、いくつかのお店に立ち寄る場合、買い忘れや同じ商品を買ってしまうことを避けるためにメモを取っておくことが大事です。買うアイテムの詳細や個数などをメモに書いておきましょう。
また、同じ道を行ったり来たりしてしまわないように、立ち寄る各お店への経路もシミュレーションしておくと良いですね。僕は日常的な食料品や生活雑貨は、いつも決まった店で買うようにしています。時間や労力を考えると、安いものを探していくつかのお店をはしごするより、よく知っているお店で買う方が効率的だと感じるためです。
とはいえ、いろいろなお店を見て回る楽しさもよく分かります。いつもと違うお店で掘り出しものやお得な商品を見つけたり、思いがけず感じの良い個人商店に出会ったりすることもありますよね。状況や目的に合わせて、いつものお店でサッと効率的に買い物をするときと、いくつかのお店を回りながらゆっくり買い物を楽しむときを使い分けられると良いですね。」
家電を買う場合のコツはありますか?
「家電のような大型で高価な物の場合、購入の少し前から狙いを定めて、通販や店舗の価格をチェックしたり、製品の新旧バージョンを調べたりしておくと良いですね。
また、『そろそろ寿命かな?』という予兆が現れたときに、買い替え製品のチェックをおすすめします。壊れてから急いで購入すると、外れを選んでしまいがちなんです。
というのも僕の場合、一人暮らしを始めた娘のための冷蔵庫を買うときに、店頭にあったセール品をよく考えずに選んでしまったんです。後から調べると、同じくらいの金額でもっと良い製品が手に入ることが分かりました。
このような失敗をしないためにも、みなさんには買い物の流れを振り返って、今回ご紹介したコツを身に付けていただけたらと思います。」
買い物は、買うアイテムの詳細や個数などをメモしてから行こう!
- ・いくつかの店舗に立ち寄る場合、買い忘れや同じ商品を買ってしまうことを避けるためにメモを取っておく。お店への経路もシミュレーションすると◎
- ・日常的な食料品や生活雑貨は、決まった店で買うと効率的
- ・家電のような大型で高価な物の場合、購入の少し前から狙いを定めて、通販や店舗の価格をチェックしたり、製品の新旧バージョンを調べたりしておく
- ・UR賃貸住宅には、敷地内に商店街や飲食店、カフェがあるところも
今回の先生:山田 亮さん
家事ジャーナリスト、スーパー主夫、社会福祉士。
結婚をきっかけに、主夫に。ホームページでつづった家事・育児記録が話題になり、活動をスタート。
現在は、ロジカルな視点で「楽に家事をする」方法を提案する「楽家事ゼミ」を主宰すると共に、講演活動やメディアでの執筆活動などを行っている。
著書に『プロ主夫山田亮の手抜き家事のススメ』(宝島社)がある。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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