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簡単な片付けを毎日の習慣に!身に付けておきたい整理・収納のルール
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面倒で後回しにしがちな、片付け。気付けば部屋が大変なことになっていたことがある方は多いのではないでしょうか。しかし、ちょっとしたコツと習慣で部屋をきれいに見せることができます。今回は、料理研究家でラク家事アドバイザーとしても活躍されている島本美由紀さんに、片付けのコツと整理・収納のルールについてうかがいました。
使った後は軽くでも良いので整えよう
- Q.部屋の片付けは、何から取り掛かれば良いでしょうか?
「まずはいらない物を手放すことから始めましょう。ポイントは『使っているか/使っていないか』で判断すること。『いる/いらない』で判断すると、どうしても取っておきたくなってしまいます。
使用頻度にかかわらず、1年に一度でも使っている物は取っておいて大丈夫。1年以上使っていない物は、今後も使う可能性は低いでしょう。」
- Q.収納のコツを教えてください
「収納場所がいっぱいになっていませんか? 中がパンパンだと、どこに何があるのか分からず、物を取り出したり戻したりするのに時間がかかってしまいます。
『どこに』、『何が』、『どれだけあるのか』を常に把握するために、収納の7割ほどに物を入れるようにしてください。」
- Q.靴はどのように収納すれば良いですか?
「長時間着用した靴は脱いですぐげた箱に入れるのではなく、一度風を通してから収納してください。げた箱に湿気がこもり、嫌なにおいが発生するのを防ぐことができます。
乾燥させた靴は、入浴前や就寝前、家を出る際などタイミングを決めてしまうことが大切です。」
- Q.室内をすっきり見せる方法はありますか?
「服や物を出しっ放しにしないことです。帰宅後に服を脱ぎ、そのままソファや床に置きっ放しになっていませんか? 脱いだ服は面倒でも軽く畳み、ソファや床の隅に置いてください。文房具や読みかけの本なども、軽くそろえるだけできれいに見せることができます。
物を放置すればするほどお部屋は散らかってしまうもの。就寝前にテーブルの上だけは整えるようにするなど、1~3分の簡単な片付けからしてみてくださいね!」
きれいな室内を保つために、毎日簡単な片付けを行う。そろえるだけでも整って見える
- ・いらない物は手放す。「使っているか/使っていないか」で判断
- ・持ち物を常に把握するために収納の7割ほどに物を入れる
- ・長時間着用した靴は一度風を通してから、収納タイミングを決めてしまう
- ・服や物を出しっ放しにせず、面倒でも軽く畳みソファや床の隅に置く
- ・URには、収納スペースがたっぷり備わっている部屋もある
今回の先生:島本 美由紀さん
料理研究家・ラク家事アドバイザー
50カ国、200回を超える海外旅行を経験。旅先で得たさまざまな感覚を生かし、手軽に作れるおいしい料理レシピや家事テクニックを提案している。実用的なアイデアが好評で、NHK「あさイチ」、日本テレビ「ZIP!」、「ヒルナンデス!」といったテレビ番組に出演するほか、レシピ本などの著書は70冊以上あり。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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