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運動不足を解消!子どもも大人もできるエクササイズ⑫~紙皿でけんけんぱ~

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パークマイスターの遠山健太さん(※)に、日々の暮らしの中で手に入るグッズや、団地内にある遊具を使って、誰でも楽しんでできるエクササイズを提案していただきます。家にいる時間が多い今、団地のプレイロットや公園などで実践してみてくださいね。

※公園遊びに詳しく、子どもの発育を考えて指導ができるスポーツトレーナーのこと

【前準備】立ち幅跳びでジャンプ力をチェック!

立ち幅跳び
①踏み切り位置を決め、縄跳びなどを置いて目印にする
②踏み切り位置から大きくジャンプ!
身長別の立ち幅跳びの目標値

「けんけんぱ」を行う前に、まずは立ち幅跳びをしてみましょう! こうすることで、現在どれぐらい遠くに跳ぶ力があるかを知ることができます。
右の目標値も参考にしてみてください。

※参考図書『コツがつかめる! 体育ずかん』(ほるぷ出版、2020)

「紙皿でけんけんぱ」に挑戦!

紙皿でけんけんぱ
①紙皿を「けんけんぱ」のコースに沿って置く
②紙皿が一つしか置いていないところは片足で、二つ置いてあるところは両足で、連続でジャンプしながら前方に進む
  • けんけんぱのコース

「けんけんぱ」は広いスペースがあればできる、昔からある遊びです。
片足立ちになる瞬間は、体のバランス力が必要なので、アスリートも片足で跳ぶ測定やトレーニングを実施しています。前方に移動しながらジャンプをすることで脚力が付き、サッカー、バスケットボールなど力強い走りが必要なスポーツにつながります。ジャンプの際に、上半身と下半身を連動させることがポイント!
誰でもチャレンジしやすいので、楽しくできるエクササイズとして親子で実施してみてください。

ジャンプの後に数秒停止してみたり、体をひねりながらジャンプしたりと、アレンジしてみても◎
紙皿に「右」、「左」など文字を書き、跳ぶ足のルールを加えても良いですね!

●ほかのコース例

「けんけんぱ」に慣れたらほかのコースもチャレンジしてみましょう!

「けんけんぱ」を何度か行った後、準備で行った「立ち幅跳び」を再度行ってみてください。ジャンプ力が上がっているかもしれません!

※安全に気を付けながら実施するとともに、周りの方々にも配慮しましょう

URならいつでも遊べる公園が敷地内に!

URの住宅の敷地内には、「プレイロット」と呼ばれる小さな遊び場や公園があるところもあります。
今回撮影した西上尾第二団地にあったのは、5種類の健康器具が設置された公園「いきいきパーク」。器具を使用することで、筋力を高めたり、関節を柔らかくしたりするストレッチを行うことができます。

今回の先生:遠山 健太さん

ワシントン州立大学教育学部初等教育学科卒。全日本モーグルチームのトレーナーとして、トップアスリートのトレーニング指導に携わってきた一方で、子どもの運動教室「ウィンゲートキッズ」や学研とともに「リトルアスリートクラブ」のプログラムを開発するなど、子どもの運動能力を育むことも積極的に行う。自身、2児の父であり、子どもとともにめぐった公園での運動子育て経験を生かし、パークマイスターとしても活動している。著書に、『るるぶKids こどもの運動能力がぐんぐん伸びる公園 東京版』(JTBパブリッシング)、『わが子の運動神経がどんどんよくなる本』(学研プラス)などがある。

Twitter:https://twitter.com/wingate_toyama

遠山 健太さん 写真
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