ゆたかなくらしって? へや×DIY
子育てを楽しむ ユージのまるごとDIY 第2回【LDK編②~リビングにオープンシェルフを設置!~】
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ユージさんが団地の部屋でDIYする連載の第2回。今回は、前回フローリングシートを敷いたリビングにオリジナルの棚をプラス! 「家具を作るなんて難しそうだけど、オープンシェルフなら簡単だよ。自分で作ればリーズナブルだし、アレンジも自由自在だからね!」とユージさん。原状回復可能な大小二つの棚を作る予定ですが、大きい棚は別の使い方もできるデザインをイメージしているそう。何ができあがるのか、さっそく見ていきましょう!
Before 収納もディスプレイもできる棚がほしい!
第1回で畳の上にフローリングシートに敷きつめ、洋室として生まれ変わった部屋。「もっと快適に過ごせるように、黒板シートの前に収納したり雑貨をディスプレイできる棚をつくろう! シンプルな構造で物の出し入れも楽に、と考えるとオープンタイプがいいよね。リビング学習用に、机も付けちゃうよ!」
今回使うものはこちら
【必要なもの】※写真上段左から
- ・ウォリスト(棚受け金具、束ねる金具)/和気産業
- ・ラブリコシェルフフレーム/平安伸銅工業
- ・アイアンレッグ 角タイプ 鉄脚 50cm/マメてりあ
- ・アイアンブラケットハンギング/友安製作所
- ・ウォリスト(突っぱりジャッキ)/和気産業
- ・水性オイルステイン(チーク)/和信ペイント
今回のDIYにかかった合計製作費用 約45000円(税別)
※部屋の広さによって異なります。
Let’s スタート!
木材に水性オイルステインを塗ろう
木材に水性オイルステインを塗って乾燥させておく。今回は、大きなオープンシェルフの柱用に2×4材を6本、棚板用に1×8材を3枚、机の天板用に奥行き40cmの集成材を2枚、小さなオープンシェルフには1×8材を2枚用意した。「柱用の2×4材は金具を使って2本を一つの柱にするから、見えなくなる面は塗らなくていいんだよね。だから、並べて一緒に塗っちゃおう!」スポンジで塗った後にウエス(古布)ですり込むと、木目がきれいに浮かびあがる。
※棚板と机天板の幅は左側65cm、右側85cmで設計。木口(切断面)に塗料を塗る際はちょっとコツが必要。「ほかの面より浸透しにくいから、ポンポンとたたき込むように塗るといいよ。ハケの場合でも毛先を立ててたたき込むんだけど、スポンジのほうが簡単にできるね!」
2×4材をジョイント金具でつなげよう
2×4材を2本横に並べて、「ウォリスト 束ねる金具」を使ってつなげる。「2本で一つの柱にしたのは、棚に奥行きが欲しいから。本やグリーンも置けるような便利でおしゃれな棚にしよう!」とユージさん。
柱が3本できたら、好きな位置に「ウォリスト 棚受け金具」をネジ止め。
棚板と机天板を取り付けよう
3本の柱に付けた棚受け金具に、棚板用の1×8材と集成材をネジで固定する。「棚板は好きな枚数を好きな位置に取り付けてね。机を付けない場合も、強度を考えると2本の柱の間に2、3枚の棚板があるといいよ」。ここでは、オープンシェルフを起こす際に安定させるため、上部と下部に1枚ずつ取り付けた。
柱に突っ張りジャッキを取り付けよう
まず、柱の床と接する面に「ウォリスト 突っ張りジャッキ」に付属のキズ・ズレ防止シートを貼る。
柱の上部に突っ張りジャッキをネジ止め。「天井と壁面の間に廻り縁があるから、ぶつからないよう壁面側は2cmくらいあけておこう。」
いよいよ設置! 突っ張りジャッキの調整ネジをしめよう
オープンシェルフを起こして、設置したい壁面に移動。柱それぞれが垂直に立っているかチェックして、突っ張りジャッキの調整ネジをきつくしめる。
ジャッキの前に付いているネジをしめて高さを調節する。ドライバーを右に回すと高さとバネの強さが増して、左に回すと減る。
※注:破損の恐れがあるため、ひる石天井(天然鉱物「ひる石」を吹き付けた仕様)や膜天井(柔らかい素材を張るように取り付けた仕様)などには設置ができません。実際に設置する場合は、管理会社などに確認の上作業を行ってください。
机に脚を取り付けよう
机の天板にアイアンレッグをネジ止めする。「天板は脚の長さに合わせて50cmの位置に付けたけど、木のゆがみもあるから調整が必要だね」。アイアンレッグのアジャスターを回して、床にぴたっと付くまで調整しよう。
棚板やハンギングブラケットを足して仕上げよう
右側に棚板、左側の柱にハンギングブラケットをプラスして、大きなオープンシェルフは完成。ハンギングブラケットは、プチDIYで作ったハンギングプランターを掛ける用。
小さなオープンシェルフを設置しよう
大きなオープンシェルフの横のスペースにもシェルフを追加。棚板の長さに合わせてシェルフフレームをネジ止めして、次に棚板を付属のネジで固定する。「棚板が斜めにならないように、フレームの高さはきちんとそろえようね~。」使用したフレームは、「ラブリコ シェルフフレーム」。
付属の金具はフレームを噛むような形だから、棚板をしっかり固定できる。
After 開放的なオープンシェルフが完成!
広い壁面に大小のオープンシェルフが出現! 扉を付けないオープンタイプだから、部屋にも溶け込むようになじんでいます。長押(なげし)が棚板で隠れて、洋室としての雰囲気もよりアップ。右側の幅が広い机は、テレビ台としても活用可能です。
リビングに家具が入って暮らしが見えてきた!
「家具があるとぐっと部屋感が増すね~! リビングってインテリアも楽しみたいけど、家族が集まる場所だから意外と収納したい物も多いし、子どもがお絵かきしたり勉強できる環境もつくりたかった。だから、大きな方は棚だけじゃなくて、机、テレビ台としても使える1台3役のオープンシェルフ! 子育て世代にぴったりのLDKにまた一歩近づいたね。次回はキッチンに手を加えて、LDK編が完結。おたのしみに!」
オープンシェルフにかかっているハンギングプランターは、プチDIYのコーナーで紹介中!詳しい作り方はこちら
収納棚と机を兼ねたオープンシェルフをDIY!
- ・ジョイント金具で木材のサイズを手軽に調整
- ・柱+棚板を組み立てて壁面に設置
- ・奥行きのある板を使って机やテレビ台に
千葉県千葉市花見川区花見川1 ほか
京成本線「八千代台」駅からバスで約8分。花見川に沿って広がる、戸数約5700戸の大規模団地。団地の中には、公園や広場もあり緑豊かな環境が魅力。近くの川での釣りやサイクリングも楽しめます。立ち止まってのんびりと談笑する住民の方々を多く見かけました。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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