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北九州市の子育て環境は?おすすめの賃貸物件も紹介

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政令指定都市であり、九州地方で2番目に多い約92万人の人々が暮らす北九州市。福岡県の最北端に位置し、バス・鉄道の交通網は整備され、2006年に開港した北九州空港をはじめ新幹線や高速道路など、近隣はもちろん遠方へのアクセスに優れたエリアです。今回は豊かな自然環境と便利な都市機能を両立し、子育て世帯向けのサービスやお出かけスポットが充実した北九州市での子育てを検討中の方に、さらなる魅力をお伝えしていきます。

北九州市は子育て世帯へのサービスが充実

北九州市における令和3年の合計特殊出生率は、全国平均の「1.30」を上回る「1.52」。ここでは子育て世帯にうれしいさまざまな行政サポートを見てみましょう。

●北九州市は子育て支援に力を入れている街

北九州市では収入が少ない家庭など、どのような状況でも安心して子育てができるよう、子育て支援制度の一環として、住民税非課税世帯などの対象者に現金給付を実施。

児童扶養手当受給者のひとり親世帯、および児童手当または特別児童扶養手当の受給者で、住民税均等割が非課税である子育て中の低所得世帯に対して、「子育て世帯生活支援特別給付金」を支給しています。また妊娠時から出産・育児まで、一貫した伴走型相談支援と経済的支援を行う「きたきゅうベビー応援事業(出産・子育て応援交付金事業)」を実施し、一定の基準を満たす対象世帯に出産・子育て応援交付金を給付(いずれも要申請)。保護者が抱える育児の悩みと経済面、両面からサポートを受けられます。

また、授乳やおむつ替えスペースが完備された「赤ちゃんの駅」や、図書館、教育施設など、親子でのお出かけに役立つ施設を地図から探せる検索ページを開設。市内には親子の交流や子供の遊び・体験活動ができる育児サークルやフリースペースも多くあり、育児の情報交換の場にもなっています。
さらに、市内7区それぞれの地域で運営されるこども食堂や子育て応援パスポート提示での商品割引をはじめ、自治体としてさまざまな育児支援を行っています。

【出典】
令和3年人口動態統計(北九州市分)結果の概要 「出生」(3)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/17000147.html別ウィンドウで開きます
厚生労働省 令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況 P2 1(1)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai21/dl/gaikyouR3.pdf別ウィンドウで開きます

北九州市の子育て環境は?

共働き家庭には必須の保育園や、いざというときに安心な小児救急医療機関、気軽に遊びに行けるお出かけスポットなど、市内の子育て環境についてご紹介します。

●12年連続 待機児童数0人! ※年度当初

市内には多くの保育施設があり、2011年から毎年4月時点での待機児童数0人を12年間達成しています。1歳児六人当たり一人の保育士という国の配置基準に対し、北九州市では1歳児五人当たり一人の保育士を配置。一人一人にしっかりと目が行き届く、手厚い保育が受けられます。

また、門司区、小倉北区、小倉南区、若松区、八幡東区、八幡西区、戸畑区、全ての各区役所には一時保育や病児保育など、昨今多様化する働き方のニーズに対応した、各種保育施設を提案してくれる「保育サービスコンシェルジュ」が配置されており、保育施設探しや情報収集などの相談を受け付けてくれます。

●小児救急医療機関が充実

市内4カ所に、24時間365日体制の小児救急医療機関があるほか、休日・夜間診療や急患対応を行っている病院も複数あるため、万が一子供のけがや急な発熱などが起きた場合にも安心できる環境といえるでしょう。

●子供が遊べるスポットが多い

市内には天候に左右されず、子供が思う存分楽しめる施設が豊富にあります。

<北九州市立子育てふれあい交流プラザ 元気のもり>

小学校就学前の児童を対象とした1500平方メートルもの広さのあるプレイゾーンには、木の温もりを体中に感じられる「木の広場」や、お絵かきを楽しめる「落書き広場」など12もの遊び場があり、発達に応じた仕組みがたくさん。2歳以下専用のエリアもあり、赤ちゃんから安心して遊べます。館内では月に60以上ものイベントを開催。保育士や保健師など、保育の専門家に育児相談ができる「子育て支援サロン“ぴあちぇーれ”」やファミリーサポート事業を行う「ほっと子育てふれあいセンター」も併設しており、親子で1日過ごせる大型のインドアパークです。

  • 開館時間:10:00~18:00
  • 休館日:毎月第1・第3火曜日、年末・年始(12月31日~1月1日)
    ※休館日は変更になる場合があります。施設HPにてご確認ください
    プレイゾーン利用料金:子供100円 大人200円(再入場可能)
    ※0歳は無料
  • 施設ホームページ:https://www.kosodate-fureai.jp/別ウィンドウで開きます
<北九州市立子どもの館>

すべり台や親子で遊べるおもちゃや絵本が豊富に用意された「キッズハウス」をはじめ、巨大ボールプールや工作やもの作り体験が楽しめる「あそび工房」、さまざまなレンタル衣装を着てスタジオ撮影ができる(撮影・加工は有料)「変身スタジオ」、昔風のお屋敷で謎解き遊びが楽しめる「ふしぎ探検」など、バラエティーに富んだ13のエリアが魅力の大型屋内施設。イベント広場では季節に合わせたイベントが催され、休日には多くの親子でにぎわっています。各種手続きや講座・催しものに参加したときに利用できる、子供一時預かり室も用意されています。

  • 開館時間:10:00~19:00
    ※パーティルーム・プレイルームは20:00まで、子どもホールは21:00まで貸室可能
  • 休館日:不定期。施設HPの休館日欄をご確認ください
  • 利用料金:利用施設により異なります。詳細は施設HPをご確認いただくか、お問い合わせください
  • 施設ホームページ:https://www.kodomo-how.com/別ウィンドウで開きます
<北九州市立子ども図書館>

地下1階には絵本コーナーがあり、「おはなしコーナー」では定期的におはなし会を開催しています。リラックスした姿勢で絵本を楽しめる「寝ころびスペース」は、ゆっくりと絵本を読むことができる人気スポットです。1階には児童書や図鑑などがあり、2階には調べものに利用できる児童図書研究室と学習室が設置されています。

  • 開館時間:<火~金>9:30~19:00<土・日・祝>9:30~18:00
  • 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末・年始(12月29日~1月3日)、館内整理日(原則として、毎月月末日。日・月・祝日に当たるときは、その翌日以降の日・月・祝日でない日。ただし、12月28日はその日が月曜日に当たるときは、直前の日曜日)、臨時休館日(特別整理期間など)
  • 利用料金:無料
  • 施設ホームページ:https://www.toshokan.city.kitakyushu.jp/kodomotoshokan/別ウィンドウで開きます
<親子ふれあいルーム>

おおむね3歳以下の子供と保護者が集い、子供を遊ばせながら交流が図れるプレイルームです。各区の区役所や隣接する公共施設、一部の児童館に開設されており、毎日多くの親子が遊びに来ています。遊び場としてだけではなく、親子ふれあいルームでは保育士による出張相談や、講座の開催、子育て関連情報の提供などを実施。専任スタッフが常駐しているので安心して遊べます。

●子育て中の女性のキャリアをバックアップ

北九州市では子育て中の女性の就職や復職、起業を総合的にサポート。「ウーマンワークカフェ北九州」では子育てでキャリアを中断していた女性や、子育てと仕事を両立させたいママをさまざまな角度から応援してくれます。

仕事内容をはじめ、正社員やパートなどの雇用条件、短時間勤務や残業少なめなど、希望の条件に応じた就職相談や新着求人情報の検索・案内はもちろん、スキルアップや子育て応援企業、女性活躍推進に取り組む企業のためにセミナーやイベントも開催。求人応募に当たっての細やかなアドバイスも受けられます。また新しいビジネスに挑戦したい方への創業支援も積極的に行っています。

●治安が良く安心・安全

過去には治安が良くないというイメージを持たれていた北九州市でしたが、平成26年に策定された「北九州市安全・安心条例」によってパトロールなどを強化した結果、現在では劇的に改善されています。刑法犯認知件数のピーク時であった平成14年から令和4年にかけて約87%も減少。令和元年の時点で全国に20市ある政令指定都市部門で11位となります。現在は令和6年度末に向けて、刑法犯認知件数4500件以下を目標とする宣言をし、さらなる治安向上に取り組んでいます。

https://www.city.kitakyushu.lg.jp/shimin/14700141.html別ウィンドウで開きます

北九州市で子育てするならUR賃貸住宅

子育てに力を入れている北九州市への住み替えを検討している方には、収納が豊富で広々とした間取りが魅力のUR賃貸住宅がおすすめです。

●UR賃貸住宅で住まいを探すメリット

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸物件です。全国各地に約70万戸の賃貸住宅を保有し、さまざまなタイプの物件からライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。

また、URは礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能。子育て世帯が暮らしやすい北九州市の物件もあります。

●北九州市での子育てにおすすめの物件3選

<徳力(福岡県北九州市小倉南区)>

九州最大級の敷地と住棟数を誇る大規模団地であり、医療・介護・子育てなど多世代のニーズに対応した利便性の高い生活環境を実現しています。敷地内には診療所や高齢者施設をはじめ、子供からシニアまで利用可能な「暮らしの保健室」も完備されており、さらに子育て世帯にうれしい「広徳保育園」や「徳力団地幼稚園」まで設置。団地周辺には小児科や小児歯科など子供専門の医療機関、「広徳小学校」・「広徳中学校」も近くにあり、子育てのための環境が整っています。

団地内の集会所は、住民のにぎわいとつながりの中心となっており、子供たちの見守りの一環として週に2回「アンビシャス広場」として開放。放課後や休日の遊び場としても活用されています。クリスマス会などの季節行事も開催され、幅広い年代の人々がみんな快適に過ごせる、居心地の良いコミュニティが形成されています。

北九州都市モノレール小倉線「徳力公団前」駅 徒歩1~9分
北九州都市モノレール小倉線「徳力嵐山口」駅 徒歩10~17分

・物件概要
住所 北九州市小倉南区徳力団地
家賃(共益費)2万3500~5万100円(2900円)
間取り/床面積1R~3DK/30~54平方メートル
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kyushu/fukuoka/90_0520.html別ウィンドウで開きます
<志徳(福岡県北九州市小倉南区)>

北九州市の東部南端にあり、マンションやアパートが立ち並ぶ閑静な小倉南区にある37棟を有する大型団地です。徒歩圏内に北九州都市モノレール小倉線「志井」駅と「徳力公団前」駅があり、市の中心部である小倉まで乗り換えなしでアクセスできます。

豊かな自然が広がり、季節ごとの草花や四季折々の表情を楽しめるのも魅力の一つ。敷地内には広々とした広場やプレイロットのほか、周辺にも芝生の広場などがある「志井公園」や、波のプールがある「アドベンチャープール」があるので、のびのびと安全に子供を遊ばせることができます。

また、各住棟から5分圏内にさまざまな病院が点在。乳幼児健診や各種予防接種も受けられるクリニックもあるので、乳幼児がいる世帯にも安心です。隣接する幼稚園のほか、小学校・中学校も徒歩10分圏内にあり、教育環境にも恵まれています。さらに、敷地周辺には商店がそろっているため、雨の日や忙しいときなど、日常の買い物に便利です。

北九州都市モノレール小倉線「志井」駅 徒歩3~11分
北九州都市モノレール小倉線「徳力公団前」駅 徒歩7~17分

・物件概要
住所 北九州市小倉南区志徳1-1番
家賃(共益費) 2万3400~6万3000円(2800円)
間取り/床面積 1~4DK/30~83平方メートル
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kyushu/fukuoka/90_0780.html別ウィンドウで開きます
<もりつね(福岡県北九州市小倉南区)>

かつて森林地帯であり、なだらかな高台に位置する「もりつね」は豊かな緑と便利で安心な子育て環境が好評の中規模団地です。春には満開を迎える桜並木など、四季折々の彩りを楽しめる敷地内には公園やグラウンドが整備されており、安全な環境のもと、子供たちは元気に走り回っています。「守恒小学校」・「守恒中学校」は徒歩7分。徒歩圏内に幼稚園や保育園もあり、隣駅には大学もある恵まれた教育環境が子育て世帯から支持を得ています。

徒歩10~13分の「守恒」駅周辺には商業店舗が軒を連ね、銀行、郵便局などの生活に必要な施設も充実。24時間体制で新生児医療と小児科の一般診療を行う「国立病院機構小倉医療センター」をはじめ、総合病院や内科、耳鼻科、眼科など、医療機関も充実しています。

北九州都市モノレール小倉線「守恒」駅 徒歩10~13分
北九州都市モノレール小倉線「競馬場前」駅 徒歩17~20分

・物件概要
住所 北九州市小倉南区守恒3-1
家賃(共益費) 4万5300~9万5900円(3300円)
間取り/床面積 1~4LDK/64~102平方メートル
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kyushu/fukuoka/90_1280.html別ウィンドウで開きます

行政サービスが手厚い北九州市は子育て世帯におすすめの街

便利な都市機能を備えながらも、山や海に囲まれた自然豊かな北九州市。自治体が制定した制度や充実した施設を活用することで、経済面もメンタル面も多角的にサポートしてもらえるため、初めての出産・育児に臨む場合でも安心できる環境といえるでしょう。特に乳幼児のお母さんは育児の悩みや孤独感を抱えがちなもの。北九州市にはエリアごとに親子ふれあいルームが設置されているので、ほかの親子との交流や育児相談も気軽に行えます。また、就職や復職を考えている方には、女性目線で就職活動をバックアップしてくれる「ウーマンワークカフェ北九州」の利用がおすすめ。子育てとキャリアも両立できるよう、利用者に寄り添ったサービスを受けられます。

そんな子育て支援が充実した北九州市で、賃貸アパートやマンションなどのファミリー向け賃貸物件を探している方にぜひチェックしてほしいのが、UR賃貸住宅。初期費用が抑えられ、さまざまな部屋タイプから暮らしにぴったりの部屋を選べるなど、検討しないのがもったいないほど魅力がたっぷりです。子育て世帯にうれしいお得な家賃プランもあるので、ぜひ気軽に検索してみてくださいね。

監修/河崎 環

記事のまとめ

自然環境と都市機能のバランスが良く、子育てしやすい北九州市

  • ・経済面やメンタルケアなどを行政が多角的にサポート
  • ・屋内プレイスポットが多数設置されており、交流の場になっている
  • ・働きたいお母さんに向け、就職・復職活動をはじめとするキャリア支援に力をいれている
  • ・刑法犯認知件数は大幅に減少。安心安全の街づくりに取り組んでいる
  • ・初期費用が抑えられるUR賃貸住宅には、子育て世帯向けのプランも多数用意されている

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