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これで失敗ゼロ!インテリアを考えるときに覚えておきたい三つの色使い

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部屋におしゃれな家具や小物をそろえたのに、思ったようなコーディネートにならない。そんな経験はありませんか? インテリアスタイリストの窪田俊さんが教えてくれたのは、インテリアを考えるときの色使い。プロならではのおしゃれな部屋づくりのコツを紹介します。

部屋を構成する色のバランスに注目

Q.家具はどのように選んだら良いですか?

「みなさんは、家具やインテリア小物を買うとき、色をどのくらい気にしていますか? サイズやデザインに目がいきがちですが、色も同じくらい大切なんです。
まず、インテリアのカラーコーディネートの基本的な考え方を、簡単に説明しましょう。
部屋の色味はベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの大きく3種類の色で構成されています。

  • ●ベースカラーは、壁や床、ソファやダイニングテーブルなど、大きな面積を占める色。
  • ●アソートカラーは、ダイニングチェアやリビングテーブルなど、小さめの家具の色。ベースカラーと似た色や、少し濃淡がある色を選ぶと空間がまとまりやすくなります。
  • ●アクセントカラーは、クッションや花瓶などインテリア雑貨の色。季節に合わせたり、自分の好きな色を使ったり、自由に楽しんでみてください。最近人気のスモーキーなピンクを取り入れてみるのも、おすすめです。」
Q.色使いの具体的な例を教えていただけますか?

「日本の家によくある、ナチュラルなブラウンのフローリングの場合、大きな家具は床と同じような色を選びましょう。ダイニングチェアやリビングテーブルは、ライトブラウンが良いですね。ブラックにすると、床との差が激しくチグハグな印象になってしまいますので注意してください。

壁や床がホワイトのお部屋も、考え方は同じです。 大きい家具はホワイト系、小さい家具はアイボリーやベージュを選ぶと、全体がきれいにまとまります。

先ほどご紹介した法則とは異なってしまいますが、ホワイトをベースにした部屋は、木の家具とも相性が良いんですよ。木が象徴的なすてきな空間になると思います。」

記事のまとめ

部屋の色味はベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーから構成されている

  • ・ベースカラーは、壁や床、ソファーやダイニングテーブルなど、大きな面積を占める色
  • ・アソートカラーは、ダイニングチェアやリビングテーブルなど、小さめの家具の色。ベースカラーと似た色や、少し濃淡がある色を選ぶと空間がまとまりやすくなる
  • ・アクセントカラーは、クッションや花瓶などインテリア雑貨の色。季節に合わせたり、自分の好きな色を使ったりしてOK
  • ・ホワイトをベースにした部屋は、木の家具とも相性が良い

今回の先生:窪田 俊さん

インテリアスタイリスト。
大学を卒業後、ハウスメーカーや家具販売店を経て、27歳のときにインテリアスタイリストとして独立。店舗や住宅の家具を中心としたインテリア用品の卸しから、住宅や店舗のリノベーション、シェアハウスやモデルルームのインテリアコーディネート、スタイリングなどを手掛ける。
現在は広告や雑誌、カタログのスタイリング、またモデルルームなどの、住空間のインテリアコーディネートなど幅広い分野で活躍中。

HP:https://www.sisusta-interiorstyling.com/

窪田 俊さん 写真

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